歯並びが悪いままだと-津のまち矯正歯科|三重県津市・亀山市・鈴鹿市・舌側矯正・見えにくい矯正

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歯並びが悪いままだと

歯並びが悪いままだと

矯正治療は、歯並びを治すのがもっとも大きな目的ですが、単に見た目をきれいにするだけではありません。歯並びや噛み合わせが悪いまま放っておくと、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。口元だけでなく全身の健康を考えた治療が、矯正治療の本来の目的です。

歯並び・噛み合わせが悪い場合のデメリット

歯並びや噛み合わせが悪いと、次のようなデメリットがあります。

●虫歯や歯周病になりやすい

歯並びがデコボコだと歯磨きが上手くできないので、虫歯や歯周病になりやすくなります。

●食べ物を咬む機能が低下する

食べ物を咬んで小さくし、唾液と十分に混ぜ合わせられなくなるため、消化不良の原因になりやすくなります。

●発音しにくくなる

上下の歯が噛み合っていなかったり、出っ歯や受け口になっていると、正しい発音ができない場合があります。

●顎の関節に負担がかかる

正しい噛み合わせができていないと、顎の成長に影響を及ぼし、顎が歪んだり顔が左右非対称になります。

●心理的な影響を与える

歯並びの悪い口元を気にして人前に出ることを恥ずかしく感じたり、引っ込み思案になる場合があります。

矯正治療は、デメリットを解消して咬む機能を回復させ、きれいな歯並びとともに笑顔が似合う美しい口元を整えることが大きな目標です。矯正治療で生活の質(QOL)が向上し、健康な心と体で自信をもって笑えるようになります。

矯正治療をするメリット

●顔全体のコンプレックスが解消できる

歯並びがきれいになると口元が引き締まるため、自信をもって人と話せます。また、鼻と顎の先端を結んだエステティックラインが整って横顔が美しくなり、輪郭がすっきりします。

●噛み合わせが改善する

矯正治療をすると噛み合わせが良くなり、さらにしっかり咀嚼できるようになります。前歯で噛み切れたり、奥歯の噛みごたえが出てお口の健康によい影響を及ぼします。そのほか、発音や顎の動きがよくなる場合があります。

●歯が長持ちする

歯並びがよくなると唾液の流れがよくなるので、歯垢(プラーク)が溜まりにくくなります。さらに矯正治療を受けると、多くの患者さんが歯ブラシを意識して使うようになります。歯周病のリスクやお口のトラブルになるリスクが減って、全体的に生活の質(QOL)が上がります。また、噛み合わせを改善すると、歯にかかる無駄な力が取り除けます。そのため、将来的に歯を長持ちさせることにつながるのです。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  1. 治療開始当初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間より延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正歯科治療には患者さんの努力・協力が必要不可欠です。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置の装着により歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
  8. 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯を削ることで歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置を外した後、治療により変化した噛み合わせに合わせて被せ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  16. 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずの萌出などの影響で凸凹が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる場合があります。
  18. 前歯を後退させた治療後に、ほうれい線が深くなったり、口唇周囲の皺が目立つようになる可能性があります。
  19. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。