マウスピース矯正

患者さんがご自身で取り外しすることができる透明なマウスピースを使用する治療法です。睡眠時間をふくめて1日20時間は装着しておく必要があります。装置の能力に限界があるため、難しい症例には使用できない場合があります。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)マウスピース型矯正装置(インビザライン)
マウスピースをオーダーメイドで製作し、2週間ごとに交換しながら徐々に歯を動かしていきます。治療する前に、使用する複数のマウスピースを最終的な段階までまとめて製作する方式をとるのが特徴です。そのため、来院回数(6〜8週間に1度)を減らすことが可能です。※マウスピース型矯正装置(インビザライン)以外のシステムでは、約2〜3週間に1度のペースで来院していただき、その都度歯型を取って新しいマウスピースを製作する必要があります。

●マウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴
・食事中は取り外すことができるため、自由に飲食することができる。
・装置を取り外して歯をみがけるので、口腔内の衛生状態を管理しやすい。
・清掃性がいいので、虫歯や歯周病のリスクが軽減される。
・少しずつ歯を動かしていくので、痛みが少ない。
・ポリウレタン素材のため、金属アレルギーの心配がない。

マウスピース型矯正装置(アソアライナー)アソアライナー
マウスピース矯正は、1個のマウスピースで移動できる歯の移動量が最大で1㎜程度と限られています。そのため、適切な位置に歯を移動させるためには、数段階に分けたマウスピースが必要になります。
マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は、次の段階に移動する際、毎回型取りをする作業が必要になります。しかし、その時点で歯型を取ることができ、それに合わせたマウスピースを製作できるので、それだけ精度の高い治療をすることができます。

●マウスピース型矯正装置(アソアライナー)の特徴
・取り外し式で透明なため、目立たず清掃性がいい
・痛みが少ない
・ご来院のたびに歯型を取り、歯のことを熟知した技工士が丁寧にマウスピースを製作するので、状況に合わせた治療ができる
・部分矯正にも適応可能な場合がある

※マウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)は、薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。